タケノコと新タマネギ 春の旬の味噌汁

養生食

材料

タケノコと新タマネギ 春の旬の味噌汁(2人分)

・タケノコ(水煮)1/2
・新タマネギ   1/2
・卵       1
・水      400ml
・味噌(だし入り)大さじ1

手順

1、新タマネギを切る。
2、タケノコ(水煮)を切る。
3、沸騰したお湯に、1.2を入れて中火で煮る。
4、具材がやわらかくなったら溶き卵をまわし入れる。
5、弱火にして味噌を溶く。
6、味噌が溶けたら出来上がり。

タケノコと新タマネギ 春の旬の味噌汁

タケノコには多くの栄養素が豊富に入っています。

  • 亜鉛
  • パンテトン酸(ビタミンB5)
  • セルロース(食物繊維)
  • チロシン・・・白いかたまり
  • アスパラギン酸
  • グルタミン酸

亜鉛はタンパク質の一種で酵素となる成分で体にとって無くてはならない物質です。

パンテトン酸はエネルギーを生み出し抗ストレス作用のあるホルモン分泌を高めます。

食物繊維のセルロースは腸内で水分を吸収し膨らみ、腸内の有害物質を排出するので、便秘解消やダイエットの効果が期待できます。

チロシンはタケノコの中にある白い塊で、アミノ酸の一種です。疲労回復やストレス緩和、脳の活性化で集中力ややる気が高まります。

アスパラギン酸もアミノ酸の一種で、疲労回復や尿の合成を促進し体液のバランスを整える効果があります。

グルタミン酸もアミノ酸の一種で、胃や腸の粘膜を形成し、消化吸収を促進する効果があります。

新タマネギは、辛みも少なく水分も豊富なため食べやすく栄養素の吸収しやすい食材です。

  • ケルセチン
  • オリゴ糖
  • 硫化アリル
  • グルコキニン
  • カリウム

ケルセチンとは、ポリフェノールと呼ばれるもので細胞の抗酸化作用があり、動脈硬化を予防したり、抗がん作用の効果があります。


オリゴ糖は、胃や十二指腸だえ消化・吸収されずに腸まで届き、善玉菌の餌となって善玉菌を増やす働きがあります。 善玉菌を増やすことで、大腸がんの予防効果につながります。

硫化アリルという成分も特に多く含まれており、硫化アリルの一種であるサイクロアラインは血管を広げたり、 血管内で脂肪が沈着するのを防いだり、出来てしまった血栓を 溶かす働きもあります。

グルコキニンは、水溶性で熱に強くインスリンに似た作用で、腸からの糖質の吸収を妨げ血糖値を下げる働きが認められています。糖尿病予防・中性脂肪への効果もあります。

カリウムとナトリウムとは相互に関連しながら、細胞の浸透圧を一定に保ち細胞が正常に働くように調節しています。
カリウムには余分なナトリウムを排出する作用がありミネラルバランスを整えます。

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