セルフお灸のすすめ

お灸のいいとこ

未病を治す』という東洋医学の考え方から、小さな不調をとらえ気軽にセルフケアが出来、さらにリラックスタイムとともに体調の改善へと導いていくことのできるお灸は、日常の健康生活のおともに最適な自然療法といえます。
 生命活動の原動力である『気』、栄養・エネルギーを運搬する『血』、全身の細胞を潤す水分である『水』の循環する道としての経絡。そして、その経絡の反応点としての経穴(ツボ)。ご自分の体質と季節の変化による体調変化から経穴を選んでお灸をすることで活力ある健康生活をおくっていただきたいと願っております。

もぐさについて

万能薬草としてのよもぎ。食用としてもいただくことのあるよもぎですが、昔から邪気を払うといわれ祭事にも使われることがあります。また、精油成分としてのチネオールがアロマ効果ももたらし、止血や虫よけにも使われてきました。さらに、美容効果もあるとして様々な場で活躍しております。
 お灸としてもよもぎの葉の裏側の羽毛分だけを抽出し集めたもぐさが、燃焼温度、速度ともに最適で、湿度のある熱(湿熱)が体に心地よい暖かい熱としての刺激で細胞の水分代謝を調整してくれます。

セルフお灸のすすめ

お灸には、もぐさを小さく丸めた点灸や温灸、棒灸など様々な形ややり方があります。プロの灸師ならば扱えるものも一般的には難しいものもあります。そこでおすすめするのは、シールをはがして火をつけツボに乗せるタイプの温灸。特にせんねん灸をおすすめします。なぜならば、扱いが簡単ということだけでなく、燃焼温度の違いにより種類があり自分に合ったものを選べたり、アロマの香りでリラックス効果のものや煙の出ないタイプ、場合によっては火を使わないタイプのものもありバリエーション豊かに選ぶことが可能だからです。
 毎月第三土曜日に、高輪の泉岳寺さんで、セルフお灸教室とよもぎ蒸しを開催しております。
 こちらで、やり方のレクチャーと共に、様々なお灸のタイプをご用意いたしておりますので、自分に合ったお灸を見つけることが出来ると思います。是非一度ご予約をしてお越しください。

ツボの見つけ方

まずは、経絡マップの経絡・経穴から目安になる場所を探ります。筋肉や骨の形状、しわやへこみの観察をして指で触っていきます。ざらざらと皮膚の感じの乾いたところ、くすみやへこみを感じた場所や圧痛のあるところもツボ(反応点)としてとらえていただいてお灸をするポイントとして選んで頂いてよろしいかと思います。

お灸のすえ方

ツボを探しお灸をするツボを決めたら、
 台座のシールをはがす。 ⇒ 人差し指に一度はり火をつける。 ⇒ ツボに置く。 ⇒ 外して灰皿や水を張ったコップに捨てる。
 せんねん灸でしたら、燃焼から余熱の時間まで約5分程度で終わります。
 チリチリとした温度を感じれば、効果は高いと考えますが、もし温度をあまり感じなくてもお灸の台座をはがしたときにほんのり赤くなっていたり、じんわりと汗をかいていることがあります。それは、しっかりと体が刺激に反応している証拠です。また、同じ場所に2~3回やることで効果を高くするやり方もあります。(チリチリ感じていたり、発赤・発汗があれば1回で充分です。)
 一日一回、2~4か所まで、同じ場所には1~3回までが推奨とされています。また、一度にいくつもおかずに一つ一つの温度を感じながらやっていただくのが効果も高まると考えています。

まずはこのツボ

 合谷
 足の三里
ツボマップ 手・足・腕・脛・おなか

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